今回はこんな疑問を解決します。
本記事の内容
デザイン基準だと難易度が激高になる
最も大切なのはカラーとサイズ感
デザインはアクセントとしてプラスしていく
結局ワンシーズン3パターンあれば事足りる
こんな人が書いてます。
ファッションで失敗しない服を揃えたいなら、あなたに「デザインが良い服」はいりません。
どういうことか詳しく解説していきます。
【服の揃え方】デザイン基準だと難易度が激高になる
デザインを全ての基準にして服を選び始めると、難易度が激高になります。
例えばこの2つの画像。


どちらがオシャレに見えるでしょうか?右!という人もいれば、左!という人もいるでしょう。つまり「デザインは好き嫌い、好みの差が激しい」ということですね。
しかも、「デザインを選ぶ」というのはどうしても少なからずのセンスが必要になってきます。ジャンルも大量にあり合わせのミスマッチも起こしやすいです。どうでしょう、もうこの時点で初心者には無理ゲー感がすごいですね。
なので、わざわざ困難な要素を取り入れず潔く捨ててしまってOK。
デザイン性は「オシャレに見えるか見えないか」においてそこまで重要な要素ではないので心配無用です。
【服の揃え方】最も大切なのはカラーとサイズ感
では、失敗しない服の揃え方ですが重要なポイントは以下2点
・コアカラーを中心に選んでいるか
・サイズ感は自分に合っているか
それぞれ、解説します。
コアカラーを中心に選んでいるか
コアカラーというのは白、黒、ネイビー、グレー、ベージュ等の基本的に何を合わせても喧嘩しない色のこと。
特にコアカラー同士の色であれば、まず間違いなく失敗することはあり得ません。最初に揃えるべきは、トップス・ボトムス共にこれらコアカラーのものにしましょう。
ただし、コアカラーでも例えば白×白、ベージュ×ベージュのように同じ色同士になると多少難易度が上がるので合わせるときは違う色同士がベストです。
サイズ感は自分に合っているか
ぶっちゃけた話、オシャレに見えるか見えないかの最も重要なポイントはこのサイズ感にあります。
コアカラーを使用し、色合わせはクリアしたとしてもサイズ感が合ってないと途端に野暮ったいイメージになってしまうので、身をすり減らしてでもサイズ感は確認するべき。
例えば下の写真


左はサイズ感を間違えているパターン、右が自分に合ったサイズを着ているパターンですが、同じようなアイテムを着ているのにかなり印象が違うことがわかると思います。
正直、どんなサイズ感が良いかはあなたの体型や雰囲気にもよるので一概に言えないのが残念ですが、基本的に意識すべきは「ジャストサイズ」を着る、と言うこと。
サイズ感を確かめるのに最も効果的で唯一の方法は、購入前に試着する事ですが、その辺も含めてこちらの「服は想像力で買うべき。元バイヤーが教える失敗しない服の買い方。」で解説していますので合わせてご覧ください。
【服の揃え方】デザインはアクセントとしてプラスしていく
まぁ、そうは言っても「かっこいい!」「可愛い!」と一目惚れした服も欲しいですよね?
デザイン性が高い服が全くいらないかと言えばそうではなくて、アクセントとして使用するのはとても効果的です。
例えばアウターの1点のみデザインで選んだ主張が強いアイテムを着るとか、靴だけは好きなものを履くとかですね。
その他が抑えられていれば、逆にデザイン性で選んだアイテムが引き立つので良い相乗効果も生まれて良い感じです。
まずは何にでも合うコアカラー商品を揃え、一歩先のスキルとして覚えておきましょう。
【服の揃え方】結局ワンシーズン3パターンあれば事足りる
今回紹介した方法で、まずは各季節3パターンずつ、つまり12パターンの着回しができればOKです。
というのも、長年アパレル業界で働いてきた経験からも言わせて貰えば、ワンシーズン3パターンの基本の着こなしがあればそれで十分だから。後は小物等のバリエーションで何とでもなります。
毎日私服で働くアパレルでさえ、3パターンあればいけるので業界外の人であれば十分すぎるぐらい。
特にボトムスはデニムやチノパン等、通年通して使いまわせるものであればコスパは抜群です。
ワンシーズン3パターンの基本の着こなしが出来る事を目標に、アイテムを揃えてみましょう。
まとめ:【服の揃え方】あなたにデザインはいらない。大事なのはカラーである理由。
・デザイン基準に選ぶと難易度激高なのでやめる
・揃えるべきはコアカラーのサイズ感バッチリな定番商品
・デザイン性が高い服はあくまでアクセントとして使用する
・ワンシーズン3パターンの着こなしが完成したらゴール
今回は以上です。ありがとうございました。