
肌ケア始めてみようかな。でも、肌の悩みはあるけど一体何を買えばいいの!?種類多すぎて訳わからんし、どんな風に使えばいいのかもわからんわ。」
肌ケアを始めようと思った時に、こんな壁にぶつかりますよね?ほんと。私もそうでした。
化粧水、乳液、クリーム、美容液、フェイスパック・・・。種類が多すぎて何を買えばいいかわからんし、使い方なんてもっとわからん。
今回は、そんなメンズ肌ケア初心者必見、あなたにあった肌ケア商品の選び方と使い方を完全ガイドします。
アイテム選びの基本は「自分の肌質に合っているか」


男性の場合特に、「何を」使うかを優先し過ぎている傾向がありますが、それがそもそもの間違い。最優先事項は化粧品の質ではありません。
いかに「あなたの肌質と肌の悩み解消に合った化粧品」を選ぶかです。
人間の肌質は4つに分けられる
基本的に人間の肌質は以下の4つに分類できます。
- 普通肌
- 脂性肌
- 乾燥肌
- 混合肌
それぞれの肌質によって取り入れるべき化粧品(有効成分)は違ってくるので、まずは自分が何肌なのかを知る事が大事。
ベストはデパ地下の化粧品売り場なんかで機械を使用して肌診断をしてもらう事。



肌ケアのプロからのアドバイスもめっちゃ参考になるのでおすすめ。
でも男1人で化粧品売り場で肌診断するのはハードルが高すぎる!という人はこちらの記事でチェック方法と各肌質の特徴と対策を載せているので合わせて見てみてくださいね。
>>> それ、絶対NG。30代メンズがやりがちな肌ケア方法とは?【対処法あり】
まずはサンプルで試してみよう
自分が何肌なのか分かったら、それぞれの肌質に対応した有効成分を配合した化粧品を選びましょう。
例えばあなたが脂性肌で皮脂テカリが気になるなら、「脂性肌用」と書いてあるものを選べばいい訳です。
とは言っても、大量にあるメーカーの中からベストを見つけるのは大変なのでまずはサンプルやトライアルセットで試すのが1番。
ネットでよくある定期コースじゃないと買えないアイテムも、30日間全額返金なんかがついているものがほとんどなので上手く活用していきましょう。



合わなかったら返金して貰えばOKです!
ケアアイテムの種類と本当に必要なモノ


なんちゃらモイスチャーやら、ほにゃららエッセンスやら訳わからん横文字が乱舞する肌ケアアイテム。
一体あなたの肌ケアに必要な物は何なのか?
まずは、化粧品の基礎を簡単に解説します。
やっぱり高いデパコスアイテムの方がいい?
人間の心理として、何となく価格が高いアイテムの方が効きそう、良さそう・・・と思いますよね。
特に初心者のうちは価格や知名度、口コミだけで決めてしまいがち。
だけど、それらだけを判断基準にするのは絶対NG。記事前半で書いた通り、最優先事項はあなたの肌質・肌悩みに合っているアイテムは何なのか?です。
いくら口コミの評価が高くても、綺麗な芸能人が使っていても「あなたの肌質に合うか」は全くの別物。



100人いて100人全員に良いアイテムなんてこの世にないですから。
安心して薬局で買ってよし
でも安物ってなんか品質が心配・・・。と思いますよね?大丈夫です。
化粧品は医薬品医療機器等法(薬機法)という法律で一定の基準が設けられてます。
つまり、近所の薬局に置いてるアイテムでも一定の品質は担保されているわけ。


どうしても悩みを解決したいなら、化粧品<機能性化粧品<医薬部外品<医薬品(病院処方のみ)と、効果は高くなるので、アイテム選びの1つの判断基準にしてみてください。



しかし化粧品はあくまで化粧品。薬ではないので過度な期待は禁物。
基本的なアイテムとオプションアイテムの違い
肌ケアに必要なものは毎日継続して使用する「基本アイテム」と週に数回スペシャルケアで使用したり、特に気になる場所にだけ使うオプションアイテムがあります。
基本的アイテム | 効果・目的 |
クレンジング | メイクを落とす |
洗顔料 | 顔の汚れを落とす |
化粧水 | 肌に水分を与えて保湿する |
乳液・クリーム | 肌に油分を与えて保湿する |
メイクをしない人にはクレンジングは必要ないですし、洗顔で洗った後、化粧水と乳液orクリームで保湿するのが基本のサイクル。



が、正直ここはかなり個人差があります。
乾燥肌の人はしっかり乳液・クリームで保湿するべきですし、逆に脂性肌の人はオイルフリーの化粧品を使ったり。
そして、普段の肌ケアでは解決できない悩みがある場合はオプションアイテムを使用していきます。
オプションアイテム | 効果・目的 |
導入液 | 化粧水の浸透を高める |
美容液 | 機能性成分によって肌質改善 |
UVクリーム | 紫外線から肌を守る |
アイクリーム | 目元の乾燥・小ジワを予防する |
フェイスパック | 有効成分をムラなく顔全体に浸透させる |
上記はあくまで一部ですが、それぞれの悩みに応じて使用していくイメージ。
「毛穴の開き」が気になるなら、毛穴を引き締めるパックを使ったり、目元が気になるならアイクリームを使ったり。
>>>手遅れになる前に!メンズの毛穴悩みが消えない2大原因とは?
つまり、ここまでをまとめると以下のようになります。


各肌質にどんな成分が有効なのか?は、また別の機会に解説するとして、これで化粧品を選ぶ時の判断基準はわかってもらえたと思います。
基本中の基本!洗顔料の選び方と使い方


ここからは、各肌ケアの基礎知識を解説していきます。まずは全ての肌ケアのベースとなる洗顔から。
洗浄力だけで選ぶのは危険
洗顔を選ぶ際に気をつけて欲しいのは洗浄力だけで決めない、ということ。



男性はついつい洗浄力で選んでしまいがちですけどね。
テカリの原因となる「皮脂」も実は、肌の潤いを保つ上で重要な要素。落としすぎると余計に分泌されてしまいます。
それに洗浄力が高いということは、肌の潤いに欠かせない他の成分まで一緒に流してしまいます。繰り返しになりますが、大事なのはあなたの肌質に合っているか?です。
最も重要なのは「泡」で洗うこと
洗顔において最も大切なことは、極力「摩擦」を避ける事。
ゴシゴシ手で顔を洗うよりも、泡で洗うことによって肌の負担がグっと減ります。
でも「泡で洗う」=「泡立ちがいいものを選ぶ」ではないので注意。
泡立ちがいい=洗浄力が強い可能性が高いので乾燥肌には危険なことも。
泡立ちが悪いものでも泡立てネットを使用すれば十分泡立てできます。
洗顔料を選ぶときは洗い上がりの感触がどうか?で決めるといいですよ。





ベタつきはしっかり落ちてるけど、つっぱらずしっとりした洗い上がりのものがベスト。
迷ったら弱酸性を選べば安心
肌は常に弱酸性。
それに対して男性用洗顔は特にさっぱりした感触を出すためにアルカリ性である傾向が。
アルカリ性の洗顔料を使って一時的に肌がアルカリ性に傾いても、肌のバリア機能が正常であればすぐに元に戻るので問題はないんです。
でも、乾燥肌や肌トラブルがある状態はそもそもバリア機能が低下している状態なので結構危険。



心配なとき、迷ったときは弱酸性の洗顔料を選ぶようにすれば安心です。
後は洗い残しがないように、しっかりとすすいでタオルで優しく抑えるように拭けばOK。
化粧水の役割と保湿アイテムの重要性


洗顔が終われば、次は保湿に入ります。洗顔によって失われた保湿因子を補充するイメージですね。
その為に使うのが、化粧水と乳液・クリームなどの基本肌ケアアイテムです。
化粧水をつける目的って何?
男性だったらとりあえず化粧水はつけているって人も多いかもですが、化粧水の本来の目的は「肌の水分補給と肌全体を整える」ことにあります。
化粧水はそのほとんどが水分。風呂上がりをイメージしてもらえればいいですが、肌にいくら水分がついていても時間が経つと蒸発して乾燥してしまいます。
つまり完全に保湿をするには、化粧水で角質を柔らかくし水分を補給、保湿剤を浸透させやすくして乳液やクリームなどの「油分」で蓋をする必要があるのです。


メンズこそ乳液・クリームを使おう
男性は女性に比べ、肌の水分量が少なく皮脂量が多いという特徴があります。



これだけ見ると、肌に油分を与える乳液類は必要ないように思えるけど、それは間違い。
もちろん肌質に合った物を使うのは大前提として、例え脂性肌だったとしても洗顔によって少なからず肌に必要な保湿因子がなくなっているので、肌ケアによってそれを補う必要があるから。
でないと女性より皮脂量が多い分、失ったものを補おうと余計に皮脂が分泌されてテッカテカのオイリーギフトの出来上がりです。
化粧水でたっぷり水分補給した後に、乳液・クリームによって蓋をする。これが肌ケアの基本サイクルです。
オールインワンは便利だけどデメリットもある


とは言っても



「毎回毎回化粧水つけて乳液つけて・・・・めんどくさっ!」
と思う人もいるかと。
そんなめんどくさがり屋に嬉しいオールインワンというアイテムもあります。
オールインワンって何?
オールインワンとはその名の通り、化粧水・乳液・美容液・UVクリームなどがまとまって配合された化粧品のことで、時短に最適な非常にありがたいアイテム。
実際オールインワン化粧品の市場は拡大傾向にあり、忙しい男性向けに支持を得ているアイテムなんです。特にUV成分が配合されているものとかね。
>>> めんどくさがりにピッタリ!UNOのオールインワンジェルを徹底レビュー



でも、オールインワンにはデメリットもあります。
オールインワンのデメリット
まず、オールインワンを使用して肌トラブルが起きたときに原因を突き止めにくいこと。



何種類も成分が配合されているのでどの成分が合わなかったのかわからない・・・。
結局、1から揃え直さないといけない・・・なんて事もあります。
それに、ジェルタイプのものは油分が少なく乾燥肌には不向きなことも。
それだけでは乾燥を防げないから、乳液をつける必要があってもはやオールインワンではなくなってしまう、という。
オールインワンを選ぶ時は事前にサンプル等で肌に合うかどうか確かめてからにしましょう。
フェイスパックはここぞ!のブーストアイテム


最近は男性でもフェイスパックを使用するようになり、店頭でもよく見かけますね。
毎日使うものではないですが、ぜひ持っておきたいアイテムです。
基本的には化粧水の前後で使うものが多く、メーカーの指示通りの使用方法でOK。毛穴ケア用、乾燥肌用、美白用など様々な用途に分かれているのも便利。
>>> 【メンズ顔パック】「ルルルン」は肌質に合わせて選べてメンズにもピッタリ!
誰でも簡単に有効成分浴び放題
フェイスパックの一番のメリットは、誰でも簡単に肌に嬉しい成分を満遍なく浸透させることができる点。



パックしている間に時間も有効活用できますし。
まぁ、フェイスパックやってる俺意識高い!っていう満足感もあったりして精神的にも良いかと。笑
ただ、そんないい事づくめのフェイスパックもちょっと気をつけておきたいポイントがあります。
フェイスパック気をつけたい使い方
それは「時間」です。
フェイスパックはメーカーによって推奨時間が違うけど、基本的には5分程つければ十分。
逆に15分、20分と、つけ過ぎるとシートが乾燥して逆に肌の水分を奪ってしまいます。
それに肌トラブルがある状態や敏感肌の人は刺激を感じやすい場合も。



いずれにしても、少しでも違和感を感じたら使用をやめましょう。トラブルの元になります。
まとめ:【メンズ必見】肌ケアアイテムの選び方パーフェクトガイド。基本をわかりやすく解説。
では、この記事のまとめです。
- 4つの肌質のうち自分はどれなのかを知る
- 化粧品は自分の肌質に合っているか?で選ぶ
- 基本は洗顔、化粧水、乳液、クリームのサイクル
- ピンポイントでパック等のオプションアイテムを使う
- 男こそしっかり保湿して肌バランスを整えるのが大事
この記事ではあえて「この商品がいい!」と言ったおすすめはしてません。
まずはメンズ肌ケアに必要な基礎知識を知って、正しい肌ケアを行ってもらいたいので。



ぜひ自分の肌質を知って、自分に合った正しい化粧品を使い肌ケアを楽しんでくださいね!

