
今回はそんなお悩みを解決します。
本記事の内容
1:自分に似合う服の選び方
2:正しいコーディネートの考え方
この2つを抑えれば、もう服選びやコーディネートについて悩むことはありません。
コーディネートがバッチリ決まると自分に自信も出て、自然と笑顔になります。
たかがファッション、されどファッション。
外見が決まれば内面にも良い影響があるので、ぜひ習得して実践してみてください。
あなたに似合うファッションの見つけ方。元バイヤーが教える秘訣とは?
1:自分に似合う服の選び方
ポイント1:自分がどんなスタイル(ファッション)になりたいのか明確にしよう。
まずはゴールを決めましょう。
目指すべきゴールがなければ自分がどこに向かっているのかわからなくなってしまいます。
例えばドラえもんのコスプレをする際に、上はドラえもんで下はのび太なんてことはしません。
もちろんファッションにおいてテイストをMIXさせる事はテクニックの1つとしてよくある事ですが、それは次のステップとして、初心者の場合はまずテーマ・テイストを統一させた方がわかりやすいです。
普段、雑誌やTVや街中でこんなファッション素敵だなぁと思う時ありませんか?
まずはそこを完成形として目指していきましょう。
自分のなりたいスタイルが決まると行くべきショップ、買うべきアイテムが明確になります。
なぜならショップにより得意なテイストがあり、そのテイストによってマストなアイテムが変わってくるからです。
ちなみに自分がいいなと思ったファッションや行きべきショップのテイストを調べる場合は「人物名 ファション 何系?」とか「アメカジ(テイスト名) 自分の住所 ショップ」とかで検索してください。
これで「行くべきショップ」がクリアになります。
次に「買うべきアイテム」を把握します。
アメカジであればデニムやスウェット、キレイ目であればジャケットやスラックスなど、そのテイストの定番アイテムから揃えるのが良いでしょう。
本当にド定番のシンプルな物で大丈夫です。
ぶっちゃけ、オシャレに見えるかどうかの大部分は服のデザインではないので。
パンツは3本あればよくて、トップスはパンツ1本につき2種類、計6着もあれば十分でしょう。
これだけで週1週間余裕で着回せます。
ただし定番物だからと言ってテキトーに選んだら絶対にダメですよ。
同じシンプルなデニムだとしても、あなたに似合う物と似合わない物があるのでしっかり見極めを行う必要があります。
ポイント2:自分に似合う服を見つけよう
全ての人に似合う服はありません。
なぜなら1人1人、肩幅や手足の長さ等の体型や顔つきや髪型による雰囲気が違うからです。
よって、自分には何が似合うのか?何が似合わないのか?を把握する必要があります。
自分に似合う服を着ているわかりやすい例としては、笑福亭鶴瓶さんや渡辺直美さんですね。
自分に似合う服がわかれば、服を選ぶときに悩む必要がなくなります。
見つけ方のポイントとして重要なのは下記4点です
①色
②形(生地感も含む)
③丈感
④サイズ
それでは、1つずつ掘り下げていきます。
①あなたに似合う色の選び方
人それぞれ似合う色、似合わない色がありそれをパーソナルカラーと言います。
そしてあなたの肌の色や瞳の色、髪の色等から似合う色、似合わない色を導き出すのがパーソナルカラー診断です。
ネットで検索すれば診断を行ってくれるところが見つかるので、金銭的に余裕があるのなら診断してもらうのが一番手っ取り早いです。
私は残念ながら資格を持っている訳ではないので、詳しく教える事は出来ませんが、その代わり昔スタイリストの先生に簡単に似合う色がわかる方法を教えて頂いたことがあります。
「鏡を前に、顔のすぐ下に異なる2色を持ってきて、パッと顔色が明るく見える(映えて見える)方が似合う色」
実際に私も色を選ぶときはこの方法で選んでいますし、販売員時代、お客様に色合わせを行う際もこの方法で行っていました。
特に同じ色味でもトーンが違うものを選ぶ時なんかにすごく重宝します。
ぜひ実践して見てください。
「いやいや、そんな事言われてもわからんわ」という方へ。
色にはベーシックカラーと呼ばれる色があります。
主にホワイト、ブラック、グレー、ネイビー、ベージュ、ブラウンですね。
これらは比較的何色にでも合わせやすいので、自分に似合う色が全くわからないという方はまずベーシックカラーを押さえましょう。
特にホワイト、ブラック、グレーは無彩色(色味がない)色なので基本誰にでも似合います。
どうしてもわからない!という時はモノトーンが安全です。
ただ、いつまでも逃げちゃダメです。いっぱい考えましょう。
考えて行動した人だけが得られるものがあります。
②あなたに似合う形(生地感含む)の選び方章
服には細かなものを含めると膨大な種類の形があります。
襟、袖、裾、肩、ポケット、パンツの幅・・・各名称を覚える必要は全くないですが、どの形が自分に似合うのかは知っておく必要があります。
これに生地の種類も加わりますから、とんでもないですね。
あなたが選んだテイストの中での正解は存在しますが、それがあなたに似合う形かどうかはわかりません。
なので、あなたに似合う形を見つけ出すにはとにかく、圧倒的に「着る事」です。
私が見た限りでは、巷に溢れる「オシャレ初心者向け」のHowToは大体同じ事が書いてありますね。
「とりあえず黒スキニーと白シャツとカーディガン買っとけ」的な。
もちろんあれ、間違いじゃないです。
大体の人はそれで多少なりとも改善されると思います。
初心者むけに出されている情報は、いわゆる「失敗しない格好」なので。
ですが、圧倒的にスキニーが似合わなかったら?シャツが似合わなかったら?
スキニーとシャツに変わる他のベストな組み合わせを誰かが教えてくれるまで探し続けますか?
あなたに本当に似合う物はあなたにしかわかりません。
だから、いっぱい服を着て、いっぱい失敗してください。
その失敗は失敗じゃありませんから「この形は自分には似合わないんだ」と言う発見です。
そして繰り返すうちに自分の「ベスト」にたどり着きます。
似合うファッションを知っているかどうかは、どれだけ多くの服に袖を通してきたかで決まります。
③あなたに似合う丈感の選び方
トップスの丈だけでなく、パンツを何センチロールアップするか等も含みます。
丈感が数センチ違うだけで、全く見え方が変わるので、自分のベストな丈感を見つけましょう。
まず最初は下記2点だけ意識すれば大丈夫です。
・上半身と下半身の境目を曖昧にする
・3首を出す
上半身と下半身の境目を曖昧にする上半身と下半身の境目を曖昧にすると、どこからが足なのかがわかりにくい為、足が長く見える効果があります。
腰回りを曖昧にできればいいので
・1番上のトップスをロング丈にする
・1番上のトップスはショート丈、中のインナーをロング丈にする
・ボトムで腰の位置がわからないようにする(ハイウエストやサロペット)
いずれかの方法を試すといいでしょう。
3首とは「首・手首・足首」の事で、この3つを出す事で全体的にスッキリして見える効果があります。
ロールアップの幅を何センチにすればいいのかは合わせているアイテムや靴の種類によっても変わるので、その時に合わせてベストな位置を探してください。
方法としては1㎝ずつ裾を上げていき、一番スッキリして見える位置が正解です。
④サイズの調整
では、最後にとても重要なサイズの調整です。
全く同じ服を着ているのにオシャレに見える方と見えない方がいますが、それはサイジングの違いです。
そのくらいファッションにおいてサイジングは重要な意味を持っていますのでしっかりと自分のベストを探しましょう。
気をつけるべき事はたった1つだけ。
・基本はジャストサイズを選ぶ
基本は「ジャストサイズ」を選択しておけば大丈夫です。
あえてオーバーサイズをチョイスしたりするのは、難易度が高く失敗の可能性があるので次のステップに移ってからにしましょう。
ここまで自分に似合う服の選び方を紹介しました。
大事なのは繰り返し挑戦して自分のベストを見つける事です。
今努力してそれを見つけられれば、それからは何も悩まずに一瞬で選べるようになります。
2:正しいコーディネートの考え方
ポイント1:最初からオリジナリティは絶対に出さない
最初から自分の考えを入れるのはとても危険で、ほぼ100%失敗します。
例えばあなたが東大を目指しているとして、塾に入るとしたらどちらが合格への近道だと思いますか?
・東大に現役合格した講師が教える塾
・東大に合格したことがない講師が教える塾
明らかに前者ですよね?自分の色を出すのはファッションの基本を習得し、中級者以上になってからで遅くありません。
まずはしっかりと経験・知識がある人のアドバイスに従うか、自分か良いと思う人の真似から入りましょう。
そうすることで組み合わせの引き出しが増えて、そのうち自然とベストな組み合わせがなんなのかがわかるようになってきます。
初心者のうちに参考にするオススメな人はMBさんとかですかね、経験に裏打ちされた確かなスキルと安心感があります。
ブログにも為になる記事が大量にありますし、書籍も豊富なので情報に困ることはないでしょう。
ポイント2:出来る限り同じ店でコーディネートする
これ初心者のうちは意外と大事で、各ショップには自分が得意とする色があります。
俗に言うMD(マーチャンダイジング)と言うやつで、簡単に言うと商品構成の設計図ですね。
アパレルショップはMDに沿って、商品を仕入れるので基本的に1つのお店で展開しているアイテムで揃えればチグハグな印象になることは少ないです。
注意点としては、ある程度大きなお店だと2MDや3MDで展開してあるのでそこは見極めが必要。
まとめ:あなたに似合うファッションの見つけ方。元バイヤーが教える秘訣とは?
・ゴール(なりたいスタイル)を明確にし、ゴールに合わせたお店、商品を選ぶ。
・ファッションの基本がわかるまでオリジナリティは絶対に出さない。
それでは、今日はここまで。又お会いしましょう。
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